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ご披露宴での手作り映像

以前からご披露宴内で映像を使った演出って増えてきました。私たち業者の作ったエンドロールも、プロフィールムービーも、そして新郎新婦が手作りされた映像や、ご友人方の余興映像も本当に多いです。「みんなに見てもらう」というシチュエーションでは、映像の力が発揮されます。とても喜ばしいことですね。もっと皆さんに映像の素晴らしさ、可能性を楽しんで頂きたいです。

でも、上映当日にトラブルが起きてしまう事もしばしばあります。せっかく手作りされたのに、これってすごい悲しいですよね。 映像のプロとして見ていて辛いですよ、本当に。。。

ですので、ご結婚式で映像を自作される方に、「最低限これは知っておいて!」という項目を書かせていただこうと思います。シンプルに、大切なことだけ言います!

1.映像ディスクは事前に上映テストをしてもらって!

基本、DVDにして会場の設備で上映してもらうと思うんですが、この光学メディアとプレーヤーの関係って本当に適当なものなんです。ディスクのオーサリング(設計)状態やデータの焼き方、またはディスクその物とプレーヤーとの相性なんてものもあり、正常再生って当たり前んではないんです。そもそもディスクって傷がついただけでも再生に支障が出ますから。

ですので、どんなに制作が間に合わなそうなときも、絶対に事前に会場で上映テストをすることをお勧めします。当日の朝まで徹夜して作って、それが本番再生できないなんて最悪でしょ?

2.画像の縦横比率に気をつけて!

これもよくプロフィールムービーなどで起こることなんですけど、映像の中で使用するお写真や映像の縦横比が間違っている。映像制作ソフトの設定なんですけど、よくお写真を「縦に引き伸ばされた形」や「横に伸びた形」で映像内に使われているものを目にします。縦と横の比率が間違っているんですね。これはソフト側の設定ですので、細かな設定はそれぞれだと思うんですが、まずは完成した映像で、お写真などの縦横比がおかしくないか?例えばお顔がやけに縦に伸びてないか?などを確認してみてください。このミスは作っている時は気付きにくいんですが、結構恥ずかしいものです。

3.テロップ(文字)の位置と大きさに気をつけて!

最後3つ目、テロップの位置と大きさです。披露宴で上映する時って大体スクリーンにプロジェクターで投影しますよね?大抵しっかりとポジションやピント、歪みなどを調整してあるんですが、時々それらの調整がうまくいっていない会場様があったりして、映像の「端」を大幅に切った形でプロジェクターに投影される場合があります。そうすると、内容的にはまあ問題はないように見えますが、画面の外側近くの文字(テロップ)が切れて見えなくなってしまう場合があるんです。

プロの場合はブランウン菅の時代からテレビでの表示にはオーバースキャンと言われる「余白」を考慮しておよそ90%以内に全てを収めるように考えられています。(今は95%くらいでしょうか?)そしてテロップなどはその重要性を考えておおよそ画面の80%以内(セーフゾーン)に入れるというルールがあります。

ちょっとこんなことを気にして、テロップはあまり端に書かずにセーフゾーン内に入れてあげてください。

大事なポイントは大きくこの3つ。いや、クオリティを大きくあげようとするならもっといろいろ注意することはあるのですが、まずはこれを押さえてみてください。

当日、映像を目にする方々の笑顔や、涙。そんな表情を見つめられる嬉しさ。細かなミスやポイント一つで失われてしまうなんてもったいない。もっと映像で表現出来るすばらしさを感じて頂きたいです。

ああ、そうだ。会場さんでこういった「映像制作に関するアドバイザー」なんて役割があったらいいんですけどね。新郎新婦の手作り映像に関わる問題やテクニックについていつも相談にのってくれる人。ご披露宴でも重要なポイントですし、お二人の満足度にもかなりつながるかと。どこかの会場さん、うちとやりませんか?

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comments (2)

  • y

    液晶テレビの時代になってセーフティーゾーンも広がりましたね。
    さすがに、80% だと内に入りすぎてバランスが悪いようです。
    それに、最近はバラエティの影響かテロップを多く入れたがる傾向もありますね。

  • 石井 誠

    いえいえ、ご婚礼の会場様によってはとんでもないプロジェクター設定をしているところもありますよ。こればっかりは放送とは現場が一味違うんで、慎重に越したことはないかと。

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