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情報伝達表情

「メラビアンの法則」って知ってますか?

この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。

Wikipedia contributors. “メラビアンの法則.” Wikipedia. Wikipedia, 25 May. 2016. Web. 29 Jun. 2016.

ここから生まれた俗説が「人が情報を受け取る根拠は、言語情報が7%、聴覚情報が38%視覚情報が55%」という、「見た目が一番大事」という話。

本来は前提として、「好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションにおいて、メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合と限定された状態での話ということですが、こう言った俗説が多く語られていますよね。確かに、「見た目」、服装や髪型、顔、それは相手に与える印象は大きいですよ。でも、ずっと人間の表情をレンズで追っている立場としては、その「表情」が最も多くの情報を相手に伝える要素だと今更ながらに感じるんです。以前も書かせて頂きました、私は「表情」に魅せられます。

表情は変わる

静止した表情も多くの情報伝えますが、映像はその動きを捉えることができます。時間軸で見るその変化。変化のリズムだけでもあるお気持ちという(情報)が伝わる事があります。よく欧米の方は表情が豊か、日本人はそれに乏しくて、何を考えているかわからないと言われます。逆に言えばその必要がなかったとの見方もできますし、その繊細な変化を理解できるのは日本人だけだとも言えます。その小さな変化。

微表情学

微表情学とは、抑制しようとする感情も人間の表情に「一瞬」出てしまう、その現象を言います。この学問はビジネスや犯罪捜査などもに活用されているそう。一般的には「表情心理学」とも言われていますね。こういった学問として研究が行われるくらい、未だにその奥深さは知れないのでしょう。

一瞬で本心を見抜ける?「微表情」とは何か | THE21オンライン

AIによる表情の読み取り

そして現在、盛んに研究が行われている分野が、科学的にコンピューターによって感情を読み取ろうという研究。

アップル、Emotientを買収か–表情からの感情読み取りでAI活用の新興企業 – CNET Japan

これはAIやディープラーニングによって革新的にその精度が上がっていくと予想されている分野です。いずれは微細な表情による感情表現も全てコンピューターによってあからさまになる時代が来るのでしょうか?

ともあれ、これだけ「表情」というものが今注目をされているのは、言葉、テキストによる情報の伝達が過多になった今、「多くの情報を簡単に瞬時に伝達できる手段を身近に再発見した」という側面もあると思います。スマホに打ち込むテキストや絵文字じゃ今の情報伝達には足りなすぎます。これはSNSがテキストから写真(画像)そして動画へと流れが変わって来ていることも表しています。

そう、「表情」って面白いんです。最新にして最古の情報伝達装置。その変化を文学のセンテンスのように、俳句の流れのように、もっと豊かに見つめてみてください。映像カメラマンという立場として、そんなことを思い、皆様のご表情を見つめています。

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