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最近の映像関係の話題でよく聞かれるのが「3D」ですね。3D映像というと子供の頃、青と赤のメガネをかけて飛び出して見える映画がありました。その頃は単なるおまけとしての効果、「ギミック」の色が強かったのですが、最近の技術では「3D」という効果がストーリー上の演出に大きく影響するくらいに、その技術が進歩しているようです。

今は109シネマズで「ハリー・ポッター」の新作が一部3Dで見る事が出来ますね。(今度見に行ってみます)2009年今年はハリウッドでは「3D元年」と呼ばれ、これから続々と3Dの映画が製作されて行くようです。そして今年度末には、早くから3D映像の可能性を見い出していたジェームズ・キャメロンの新作、「アバター」も公開になります。とても評判が良いようで、期待度も高く、今後の3D映画の一つのターニングポイントになるのではないかと言われています。今から楽しみですね。

このように3D映像の可能性が広がって行く中、民生用のビデオ、ご結婚式のビデオ撮影も3Dになって行くんでしょうか?

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現時点の3D映像は主にCGを使用した映像が主になっています。例えばオール3DCGアニメーションの「モンスターvsエイリアン」、公開予定の「カールじいさんの空飛ぶ家」など。先ほどの「ハリー・ポッター」も最初の12分のみが3Dで、主に3DCGで実写の様に作られている部分が3Dで見えるようです。これは、現時点では3DCGの方が視差をコントロールしやすいという理由からでしょう。(両目の異なる映像を作成しやすい)

原理的には2つのレンズをもつビデオを使用する事で、実写でも3Dの表現が出来ますが、その撮影方法や編集など、まだ整っていません。日本では早くもデジタルカメラで3Dムービー撮影に対応した「FINEPIX REAL3D W1」が発売されています。

FINEPIX REAL3D W1

これが結構、海外でも評判で、立体映像の楽しさが評価されています。けれどやっぱり映像編集は不可という事ですので、現時点では実用は難しい様子です。これから年末にかけて、いよいよ民生用のビデオカメラや編集環境に3Dの波が来るんではないでしょうか?と予想しています。

そのとき、ご結婚式のビデオも立体映像になるんでしょうか?まだまだ実現にはいろいろな問題がありそうですが、一つの可能性と大変注目しています。

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