ご結婚式ドキュメンタリー撮影の難しさ | ウェディングドキュメンタリー撮影のブーケアンドリール https://www.bouquet-reel.com Sun, 07 Jan 2024 07:07:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.3.17 ご結婚式ドキュメンタリー撮影の難しさ https://www.bouquet-reel.com/blog/10558.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10558.html#respond Sun, 07 Jan 2024 16:05:34 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10558 今回はとても楽しい雰囲気のご結婚式を撮影させて頂いたお二人より、ご感想のお言葉を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

ご感想

「非常に素晴らしいムービーでした!

長い一日でしたが、早朝のお支度風景から披露宴終了後まで、あらゆる場面を撮影いただき素敵な動画にまとめていただきました。

披露宴中の様子も、複数のアングルで撮影いただいたので、変化があり飽きない内容となっておりました。 家族で何度も動画を見返して楽しんでおります。

私たちにとって大切な一日を、石井様に記録いただけて本当に嬉しく思います。」

東京都  栗野 様

結婚式・披露宴撮影

トゥールダルジャン東京  にて


今回撮影させて頂いたのはいわゆる「記録撮影」と呼ばれるもので、ご結婚式の一部始終を映像として撮影させて頂くプランになります。これをどう撮影するか?ここがブーケアンドリールの「こだわり」で、いかに退屈せず、けれど押さえるところはところは押さえた撮影をするのか。ここにこだわってきました。

正直、コロナ後は当方のような外部の撮影業者によるご結婚式の撮影はかなり少なくなってきているようです。そんな中で、ウェディングとは離れた企業様の映像制作などが増えてきている状況で、久しぶりのご結婚式の撮影はとても楽しいものでした。

そして大きく感じたのは「やっぱり難しい」ということ。

ほんとにウェディングの撮影は難しい。。。リハーサル無し、本番一発で撮り逃しなく、美しい映像をとらえ続けるという事。ゲストの方の邪魔にならないようなポジション取り、見ていて飽きないように様々な構図やカット割りもリアルタイムで考えてゆく「頭の中の編集」も同時に。

このようにお客様にお喜び頂ける映像を制作するのも、かなり難しいものなんだなと改めて感じました。 久しぶりのご結婚式撮影でしたが、頭が勝手に考えて動けるようで、今までの経験が糧になっていると感じたことは嬉しい驚きでした。

この経験を生かさないともったいないですね。「あらゆる場面を素敵にまとめる」この最高のお言葉に恥じないように、これからも妥協無く素敵な映像を制作させて頂きます。

新婦様お支度
お写真撮影
お写真撮影
ご披露宴入場
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Premiere Rushと写真でウェディングプロフィールムービーを自作してみる https://www.bouquet-reel.com/blog/10501.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10501.html#respond Tue, 31 May 2022 14:39:30 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10501 ブーケアンドリールはご結婚式に係る映像制作を行っておりますが、一つサービスで行っていないことがあります。それが「お写真を使ったプロフィールムービーの制作」です。

なぜそういった業務をしていないかというと、はっきり言って「ご自身で充分いいものが作れるから」なんです。そう、映像の「撮影」はまだちょっと難しいかもしれませんが、今の時代、簡単に画像を加工したりムービーを手作りすることが可能なんですね。

そんなに難しくはないので、一度チャレンジしてみてはいかがですか?

という事で、今回は写真を使ったプロフィールムービーの作り方を映像のプロが簡単にお教えします。以前からこういった情報を書かせて頂いていますが、少し古くなっていたので、2022年版のおすすめ方法をお教えしますね。

何を使って作る?(ソフト・ハード)

これは「できる限り簡単に」という趣旨から、スマホでいきましょう。今のスマホとアプリは非常に優秀です。パソコンにも劣らない操作感でサクサクク作れます。おススメは「Premiere Rush」というAdobeの動画編集アプリ。Adobeは有名なプロのクリエイターご用達のツールを開発している会社ですが、こちらが出している入門向けの動画編集アプリになります。しかもフリーで使えます。

Adobe Premiere Rush
https://www.adobe.com/jp/products/premiere-rush.html

写真はどう用意する?

これ、結構重要です。昔のお写真ってデジタルでありますか?お持ちでしたらご自身のスマホに移してください。プリントされた物しかないのであれば、それをデジタル化(スキャン)しなくてはいけませんね。スマホカメラで普通に撮ってもいいですが、ここではいいツールをご紹介します。

スキャナーなしでプロフィールムービー用の写真を取り込む Googleフォトスキャン
https://www.bouquet-reel.com/blog/8251.html

このアプリを使うと、写真のテカリや映り込みがない状態で取り込むことができます。

ムービー制作実践

では、実際にアプリを使ってムービーを作っていきましょう。

まずRushを立ち上げて、新規プロジェクトを作成します。

次にご自身のカメラロールから、素材として使用したいお写真を選びます。

そうすると、「タイムライン」と呼ばれる映像の列に自動的に選んだお写真が並びます。選択した順番に並んでいるので、順番を入れ替えたい時は、簡単にドラッグアンドドロップで可能です。

なんと、一つのお写真の継続時間やサイズまで自動で設定されています。めちゃ便利!

このお写真の長さを変えたいときは、一つのクリップ(お写真の素材)の端をつまんで伸ばす事で可能です。操作も直感的ですね。ここでは、デフォルトの倍くらいの長さに調節しました。

モーション加工

ただ、写真を並べるだけじゃつまらないので、もうちょっと工夫をしてみましょう。今回は1枚1枚のお写真をじっくりと見せることが大事ですので、あまり派手なエフェクトは付けずに、「ゆっくりとズームしていく」モーションを付けてみましょう。写真に注目していく感じですね。こちらも操作は簡単です。

クリップを選んで「エフェクト」、「モーション」、「パンとズーム」を選びましょう。すると、画面内に「開始」と「終了」の枠が出るので、それぞれを異なるサイズにします。こちらはデフォルトの設定でも十分OK。なんとなくお顔に注目したいのであれば、終了枠をお顔にもってきてもいいかもです。

ただ、「開始」と「終了」のサイズが大幅に異なると、ちょっと変化が速すぎて落ち着きがない感じになってします。上品な動きをご希望であれば、「100%から90%」くらいの変化がお勧めです。

トランジション(場面転換)の追加

次にお写真ごとの切り替わりの設定を行いましょう。いわゆる「トランジション」と呼ばれるものですね。

こちらは先ほどの「エフェクト」から「トランジション」を選びましょう。使用したいクリップを選択して、お好みのトランジション効果を選択すれば簡単に付けることができます。

おススメはシンプルな「ディゾルブ」。スライドなどを使うと、少し安っぽいイメージになってしまうので、ここはシンプルがおススメです。もちろん付けたディゾルブの長さも変更可能。こちらも少し雰囲気のあるようの長めにしておきましょう。

テロップの追加

次にお写真に付ける「文字」、テロップを付けてみましょう。例えば「小学3年生のとき」など写真の状況を説明する文字ですね。Rushでは「グラフィック」、「タイトル」と選んでいきます。すると文字のデザイン、出現のしかたなどいろいろなテンプレートの中から選ぶことができます。結構量が多かったので、お気に入り物もを選んでみてください。

これを選択すると、自動的にお写真タイムラインの上の方に加わります。

ここから、文字の内容を打ち込んで変えることができます。もちろん、表示時間もドラックアンドドロップで。

一度テロップのデザインが決まったら、次の写真用にそのスタイルを複製しましょう。テロップタイムラインのクリックで可能です。便利ですね。

BGMを選ぶ

さて、ある程度お写真が並び、動きやテロップが決まったら次にBGMを入れましょう。なぜBGMが最後かというと、全体の長さにBGMの長さを合わせる必要がある為ですね。

「オーディオ」、「オーディオの追加」を選んでいくと、デフォルトのライブラリから多くの楽曲を選ぶことができます。こちらのライブラリはライセンス許諾がされているようですので、安心してご披露宴で使用することができます。

Adobe Premiere Rush | よくある質問
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-rush/faq.html

ただし、ご自身のiTunesなどから楽曲を選ぶことは出来ないので、注意が必要です。こちらはライセンスの手続きを考えて、できる限り簡易な方法を考えたのでしょうね。

BGMをフィットさせる工夫

映像に当てはめたBGM、その長さは必ずしも映像にフィットするわけではないですよね?ここで、長さを合わせる工夫。BGMの最後をフェードアウトさせましょう。映像の「ディゾルブ」効果を付ければよいです。これが一番簡単な方法ですが、もっときっちりBGMのエンディングと併せたい場合は以下の方法があります。

BGMの真ん中を切って、初めと終わりをつなげる

これは結構強引なやり方かと思われますが、よくプロの編集でも使われる方法です。BGMの頭と最後だけをきっちりと合わせるために、真ん中の部分を切って尺を合わせましょう。

これは単純にBGMの真ん中くらいをカットして、短くしていきます。最後の部分がそろったところで、そのつなぎ目を「トランジション」の「ディゾルブ」でつなぎます。BGMの内容によってきれいにつながる場合もありますし、少し不自然になってしまうこともありますが、そういった時はつなぎ目のタイミングを少しずらすなどして調整してみてください。意外と自然につなげられるタイミングがあります。

そして最後は書き出しです。Premiere Rushは書き出しも簡単に可能。まずはご自身の「カメラロール」に保存してみてくださいね。

もし、ムービーをご披露宴などで上映される場合、ムービーファイルからDVDへの書き出し方法なども以前解説させて頂いておりますので、ご参考ください。

iMovieアプリでプロフィールムービーを作ってみよう
https://www.bouquet-reel.com/blog/profilevideo/6537.html

いかがでしたでしょうか?実際に私が作業をしてみて、スクリーンキャプチャの時計を見てもらえばわかるかと思いますが、20分ほどしかかかっていません。スマホだけでも結構簡単に、そしてクオリティの高いものが短時間で出来てしまいます。一番大変なので、お写真を選ぶことだったりします笑

もしお時間があってじっくりと取り組んでみたいなら、ぜひウェディングのプロフィールムービーの自作をおススメします。映像の編集作業はあって損はないスキルですよ。

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撮って出しエンドロールは一人で作る?二人で作る? https://www.bouquet-reel.com/blog/10497.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10497.html#respond Thu, 26 May 2022 16:23:53 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10497 ご結婚式当日に撮影と上映を行ういわゆる「撮って出しエンドロール」には2つの制作パターンがある事を知っていますか?

それは、一人で撮影と編集を行うパターンと、撮影者と編集者に分かれて2人で制作を行うパターン。

「一人で全部できるの?コスト削減じゃない?」と、思われるかもしれませんが、じつはそういう理由ではないんです(あくまでうちの場合ですが)。と言いますのも、一人で全部を行うにはそれなりのメリットがあります。

それは、全て自分でイメージをコントロールできるという事。

エンドロールは基本的に編集の時間が圧倒的に足りないので、基本的に映像を「どうつなげるのか?」を意識しながら撮影をします。おそらくカメラマンの頭では、どういった構成で映像がつながっていくのか想像できています。

ですので、それを編集する場合はとても簡単なんですね。なぜなら撮影時にもう編集は始まっているから。自分自身が描いていた映像を、撮影・編集という工程をすべて行うことにより、より精密に作り出すことができます。

それに対して撮影と編集、二人で分業で行う場合。撮影者の意図がなかなか編集者に伝え辛いというデメリットがあります。撮影時に考えていた「ストーリー」や「感情」という情報が編集者に伝える時間がほとんどなく、そおらくは映像の見た目だけで編集者は編集を行うしか方法はないんじゃないかと。

もちろん、その辺りを綿密に連携がとれた「阿吽の呼吸」のペアなら問題はないでしょうが、やっぱり新郎新婦をじっと側で感じて、その素敵な部分を映像で表現しようとするなら、撮影をしているカメラマンの視点はすごく重要になります。

そうです、撮って出しエンドロールを一人でやっているカメラマンは、決して「コスト削減」でやっているのではないんですよ笑。

ただ一人ですべてを行う分、制作者のスキルは相当必要になります。また、編集のタイミングは撮影ができない事になるので、もっと良いシーンが撮れる可能性もあります。

一人体制と二人体制、どちらがいいという事ではなくて、両方にそれぞれメリット・デメリットがあるという事ですね。そういった制作スタイルの違いにも注目して撮って出しエンドロールを選ばれてはいかがでしょうか?

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増える「ナシ婚」映像で想いを伝える https://www.bouquet-reel.com/blog/10494.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10494.html#respond Wed, 25 May 2022 14:33:27 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10494 結婚のタイミングでご披露宴や挙式を行わない、いわるゆ「ナシ婚」。増えてますよね。統計ですと2020年くらいの頃は約50%程度。ここ近年、コロナの影響もあり2021年統計では60%近くの方が「ナシ婚」を選んでられるとか。

とはいってもご披露宴や挙式はされずに、他の方法で記念日をお祝いするという、価値観の広まりが生まれているようで。

例えばご親族だけの食事会や、オリジナルウェディング。そういったこと以外にも写真撮影のみを行う「フォトウェディング」など。

*フォトウェディングは「フォトフォリー」さんがお勧め!

皆さん通例にこだわることなく、ご自身の価値観を持ち、自由に自分たちの思う形を実現されているのが気持ち良いですね。でも、映像もぜひ使ってみて下さい笑

以前から書かせてもらっているように、結婚式は「良いタイミング」だと思っています。

「普段言えないような想いを伝える」タイミング。

ご結婚式って、ゲストや親族に感謝の気持ちを伝えるイベントと言われます。いつの間にかご結婚式の定番になっている、「ご披露最後の新婦様のお手紙」。あれもすごく良い想いを伝える方法。(考えた人イイね!)

映像はそう言ったお役に立てるんじゃないかなと。なぜならご表情や音声が伝える情報は膨大です。お写真とはまた異なるものが伝えられます。

「ナシ婚」が増えていくかもしれない今後ですが、「映像で伝える」というアイデアもぜひ心に留めておいて頂ければなと。そんなお役に立てたら嬉しいです。

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カメラマンが撮影場所の周りをうろつく理由 https://www.bouquet-reel.com/blog/10488.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10488.html#respond Tue, 24 May 2022 21:12:45 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10488 本日は東京から千葉県の方まで足を延ばしてきました。暑いですね、もう夏はすぐそこです。

今回はウェディング撮影ではなく、企業様の映像制作の打合せに行かせて頂きました。そう、ブーケアンドリールというウェディング事業の本体として、「グレインモブ」という企業様向けの映像制作サービスも行っております。

グレインモブ

なにか広告やイベント、会社の営業ツール、インタビューなどに映像をお考えの方、ぜひお声がけください。ウェディングで培ったドキュメンタリースタイルの撮影を生かした、リアルなストーリーを表現する映像制作を得意としております。

という事で、千葉県に行かせて頂いたのですが、駅に着くと少し街を歩いてみました。というのも今回は企業様の地元をターゲットとした広告でしたので、「どんな町だろう?」という事が非常に重要に思えたから。

どんな人たちが住んで、どんな生活を送っているのか?そういった事がわからなければ、そこで商売は成り立ちませんよね。

でもちょっと待て、これってなんか一緒だな。これってウェディングのスタイルと一緒です。ウェディングで会場様に向かうとき、私はいつも周りをうろうろします。そう、カメラマンがスーツ姿でうろうろします。

なぜなら、「なぜお二人はこの会場を選んだんだろう?」を知るため。この立地で、こんな街にある会場を選んだお二人の心情を、なんとなく感じられるような気がするんです。もちろん、周りの様子も映像に収めながら。

こんなスタイル、きっと身についてしまってるんでしょう。広告映像でも「周りをうろつく」ことからスタートしてしまっていました。

人でも会社でも、ただそれだけ、一つの単体で出来ているものはなく、全て周りからの影響によって形作られている。その周りから知っていく。そんなアプローチはどんな撮影でも一緒のようです。

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「お支度シーン」撮影できない?そんなときどうします? https://www.bouquet-reel.com/blog/10481.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10481.html#respond Sun, 22 May 2022 21:35:40 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10481 ブーケアンドリールでは、当日の記録撮影の場合にはできる限り「お支度のシーンから撮らせてください!」とお願いしております。

なぜならご結婚式当日はなにかと忙しく、意外とお二人らしくゆっくりと過ごす時間はないものなんです。ドレスを着て写真を撮って、ゲストの皆さんにご挨拶をして。。楽しい一日ですが、ほっと息を付ける時間。そんな時間はやっぱりお支度やメイクの時間なんですね。

でも、もし会場様の方で「お支度の撮影は禁止です」と言われてしまったらどうします?映像撮影としては、とてももったいない!ことでもあります。(追加後費用も必要ないですし。。)

そういった場合、もし会場様がホテル様なら、「客室でお支度」という選択肢は大いにアリだと思います。

宿泊に利用する客室や、お支度専用の客室部屋を持っている場合もございます。多くの場合は、会場様の方で別料金が派生してしまうかと思いますが、これは絶対にお勧めです。

結婚式の朝、周りがバタつくメイクルームでお支度をするよりも、 やっぱり時間がゆったりしている。 何か飲み物を飲みながら、ゆったりとメイクさんとお話をしながらなんて、素敵じゃないですか?

映像撮影としても、こういった朝のゆったりした時間に、お二人らしいとてもいいシーンが生まれたりするんです。お二人に演技をしてもらうわけではなく、あくまで自然なお姿を撮影させて頂くので、「お支度シーン」はブーケアンドリールにとってはとても大切な瞬間なんです。

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「らしさ」を育む https://www.bouquet-reel.com/blog/10470.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10470.html#respond Fri, 20 May 2022 11:53:52 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10470 16年くらいですか?ウェディングに関わる映像制作を行っていると、やっぱり映像にも「流行」みたいなものがあり、「流れに遅れてはなるまい!」と一応そういうのも勉強しています。

いろいろ最近のウェディングムービーを見ていく中で感じてくるのが、「うちとは違うな。。。」という事。

いや、「流行に後れてるじゃん!」と焦るところですが、さあ、もう一度「ブーケアンドリールらしさとは何だろう?」と考えさせられるきっかけでもあります。

なんでお客様はうちに撮影をご依頼してくれるのか?どんなところが気に入ってくれるのか?

なんとなくはわかっているつもりですが、それではダメですね。少し昔にもさかのぼって、制作させて頂いた過去の映像を改めて見返してみました。ブーケアンドリールらしさってなんだろう?

300組以上の撮影をさせてもらっているので、過去の思い出も大量です。「らしさ」を求めて見返しても、そんな事はとうに忘れ、「ああ、このお二人元気にしてるかな?」、「この撮影楽しかったな!」なんて思い出ばかり甦る状態。

改めて、いままで多くの方のご結婚式というタイミングを撮影させて頂いて、感謝しかありません。

人それぞれに想いがあり、人生があり、生き方、考え方がある。そういった当たり前のことを実際に目の当たりにして、感じさせてもらう事ができました。

恐らく、映像というツールを借りて人々の心情に少し触れてみる。そういった経験を通して、人に対する考え方も大きく変わりました。少し恥ずかしい言い方ですが、より人が好きになったという事でしょうか。

そうそう、「らしさ」ですね!改めて振り返ってみた「ブーケアンドリールさしさ」が出ているなあと感じた5本をご紹介させて頂きます。もちろん、すべてのムービーが素晴らしいので、、、選ぶのもとても苦しかった!

どうでしょう、「幸せ全開!」というよりは、静かな「想い」が伝わるような、自然で飾らないお二人を描けているように思います。

もっとサンプル映像をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。(100ほどございます)

https://www.bouquet-reel.com/category/blog/samplemovie

映像は撮る人によって全く異なるものになります。「どれがいい」とかの話ではなくて、個性と色を見て、カメラマンをお選びすることをお勧めします。

そして制作者は自分の個性を大事にして、またそれを育んでいくことも大切な事であると改めて感じました。

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ビデオカメラマンが持っているあの機材ってなに? https://www.bouquet-reel.com/blog/10465.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10465.html#respond Tue, 17 May 2022 16:35:31 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10465 普段ご結婚式の撮影を行わせて頂いていると、ふとした事を新鮮に感じたりすることがあります。今回は撮影の機材のお話。

最近、ビデオを撮ってる人ってこんなの持ってません?

これこれ、なんか棒の先にカメラ付いてるやつ。知っている方は知っているかと思うんですが、ご結婚式で時々「あれって???」と思われる方がいるようです。そうですよねカメラマンは普通に使っているものでも、街中じゃ見ないですもんね。

あれは、カメラを安定させてスムーズな撮影を可能にする「ジンバル」と呼ばれる撮影特機です。

アレがあると、とても簡単に動きのある映像が撮影できます。こんな感じに。

最近のウェディングではカメラマンさんよく使ってますよね。 以前は重りでバランスをとる「やじろべえ」式だったんですが、現在は電動モーターのものが主流。小型軽量化が急速に進み、セッティングも素早くできるようになったため、使用用途が大幅に増えました。

こんな機材を使いこなしているカメラマンさん、「なかなかスキルあるんじゃないか?」と思っていいかもです。(いや、そればっかりじゃなんとも言えませんが)

このジンバルにも良い点、悪い点があり。やはりこれを使って「派手な絵」は撮れるんですけど、それにばかり頼ってしまうと、人物の繊細な表情を見逃してしまったり。構成がどれも同じようなものになってしまったり。使えばよいというものではないところが、映像の奥深さですね。

今度、ビデオカメラマンさんに「ジンバル使いですか?」と聞いて、その撮影スタイルにぐっと迫ってみるのもいいかも。

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会場の提携ビデオ撮影業者は「撮り慣れている」から良いの? https://www.bouquet-reel.com/blog/10461.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10461.html#respond Thu, 12 May 2022 15:06:58 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10461 さて、今回はシビアな話題を。いえ、そんな大したことではないんですが、よくお客様から聞かれる言葉に「慣れていない会場での撮影大丈夫ですか?」というのがあります。

当方は基本的に外部業者として会場様に撮影にお邪魔する、いわゆる「持ち込み」させて頂くわけですが、そういった場合に初めて入る会場だと撮影に問題はないのかな?とお感じになられるようです。

そういった理由から中には「提供している業者の方が慣れているし、安心かな」と思われる方もいるようで。

どうでしょう?

あくまで私個人の意見ですが、私はこういったお返事します。

「いつも同じ会場で撮っている業者さんより、新鮮な目線で当日の景色が見れて、カメラマンの気持ちもお二人に近づけるんですよ」

それがどれだけ映像に現れるのか?なかなかそれを具体的に感じることは難しいのですが、あくまで撮影をさせて頂くカメラマンの気持ちとしては、すごく新鮮な気持ち、驚きと感動を新郎新婦とシンクロできるような気持がします。

ただ、会場の動線(動きの経路)や美しい撮影ポイントなどは、初めて訪れる場所ではなかなか難しいところもあります。そういったところは事前に会場のスタッフ様とうまく連携して(こっそりとアドバイスをもらったりして)フォローしています。

実際、現時点で全国で300件ほどの持ち込み撮影をさせて頂き、そらく200会場以上のご結婚式の会場様に伺っていますが、はじめてお邪魔するところも特に問題はありません。

もちろん「提携されている業者様より持ち込みの方が優れている」なんていう気はありませんよ!毎週同じ会場様で撮影を行っている業者様だって、それはそれで利点はあります。慣れている会場で気を使うことがないので、新鮮味はないかもしれませんが、そのおかげで新郎新婦様の方にぐっと気持ちを寄せることができますよね?

これって一長一短です。どちらがいいという事でもありません。要するにどちらでも大丈夫。こだわるのはそこじゃないという事です。

実際、ブーケアンドリールは活動の初期、2008年、2009年頃は京都のレストラン様と兵庫県の山中のホテル様と提携を行わせて頂ていました。

毎週通ったあの頃も、あれはあれで色々楽しかったなあと。

という事で、「持ち込み」でも「提携業者」でも関係なく、お二人の好みに合う映像(カメラマン)をお選びいただく事をお勧めいたします。

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桜とバイオリン ちっちゃなドキュメンタリーの魅力 https://www.bouquet-reel.com/blog/10457.html https://www.bouquet-reel.com/blog/10457.html#respond Wed, 11 May 2022 14:11:14 +0000 https://www.bouquet-reel.com/?p=10457

プロフィールムービーのご依頼を頂きました。お打ち合わせの段階では、「プロフィールムービーには興味あるけど、私たち特に趣味とかないし。。」とおしゃっていたのですが、じっくりとお話をしていく中で、「あれもいいんじゃ?」、「これもやってみる?」とイメージが膨らんでこられたようで、最終的にはとてもお二人らしい映像になったと感じています。

ドキュメンタリー映像(映画)って、撮る側が「社会に知って欲しい」とか「この事実を広めたい」ことを作る時がありますよね?

このご結婚式の出演者はごく普通の方たち。社会に訴えるべき問題を抱えている?影響を与える活躍をした?わけでもない。

でも、こうやってじっくりお話を聞いてみると、そのご結婚式という瞬間だけでもいろいろな想いや、ストーリーがある。すごくすごくパーソナルな、ちっちゃなドキュメンタリーだけど、私はとても興味を惹かれて大好きなんです。

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