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ソニー開発部の方のAVCHD規格カメラ「HDR-UX1」、「HDR-SD1」に関するインタビューが掲載されています。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060803/rt009.htm

AVCHD規格というのは、1080iや720p方式のHD信号をH.264/MPEG-4 AVC方式で圧縮し、8cmDVDディスクに記録するビデオカメラ用規格で、ソニー、松下、キヤノン、シャープなどが賛同メーカーとなっています。分かりやすくその特徴を言うと、「ハイビジョン映像を簡単にディスクに記録し見れますよ」という規格です。

ご存知の通り、今までもソニーが推してきたHDVという、いままでのDVテープをそのまま使用できるハイビジョン撮影規格はありましたが、やはりテープ媒体という事で、編集や、「すぐ見たい」というニーズに対応できなかったように思います。やはりこれは、現在のDVD-RAMやRW、またはハードディスクレコーダーによるTV番組録画の快適さを知ってしまったら、今更「非リニア」な媒体には戻れないという事でしょうか?(また、早い動きの画質に難ありとの声も・・・)

そこでAVCHD規格というものを新たに整えた訳ですが、これでやっと民生機のハイビジョン撮影環境も落ち着きそうですね、今後、Blu-rayディスクにも対応を考えているようですから、この規格で記録媒体が移行していくのでしょう(ちなみにPLAYSTATION 3はAVCHD再生対応だそうです)。結婚式の撮影も、最近はDVDビデオカメラをお持ちも方もよく見かけます。(まあ、それより圧倒的に多いのが「デジカメ」ですが・・・これについてはまた後ほど)

となると、ブライダルビデオ撮影業者もAVCHDカメラを導入する可能性があるのでしょうか?現在のところ、ソニーではHDVの事もありますし、AVCHDの業務用製品は考えていないという事ですが、画質の面からしても好評のようですし、意外と早く業務用の展開にもなるのではないかと考えています。ハイビジョンの最終的な出力媒体(お客様にお渡しする物)はBlu-rayディスクか?HD DVDディスクか?と思っていましたが、ここに来て「短時間であれば」AVCHD規格のDVDディスクもありなのではないでしょうか?「短時間」というのは、やはりDVDディスクフォーマットでは、いくらH.264が圧縮率に優れているとはいえ、標準のSPモードでDVD+R DL片面2層45分程度の録画時間との理由からです。

ただ、AVCHD規格はハードディスクもあるので、カメラで撮影し、そのままBlu-rayもしくはHD DVDに焼くという流れになるのでしょうか?まだ編集の方法やソウフトウェアの使い勝手など未知数ですが、今後も注目していきます。

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