自由でとらわれることないお二人の、印象的なご結婚式を撮影せて頂きました。
朝、お支度が終わると「挙式場に来てください」とのお手紙がご両親へ。ご両親が訪れるとそこには新郎がいらして、感謝のお手紙を読まれます。この日、印象に残ったのは「手紙」
実はこのシーン、事前に伺っていたので新郎様の胸にピンマイクを忍ばせ、音声を収録しています。
結婚式は皆に感謝の気持ちを伝える場。一番感謝を伝えたいのは誰ですか?
新婦様はよくご披露宴の最後にご両親へ向けたお手紙を読まれます。なら新郎だってそれがあってもいい。
新郎様は幼少期の思い出から、ご両親に対する思いを「手紙」という形で言葉にされます。
この後、挙式のシーンでも新婦様が新郎様へ今の想いを「手紙」という形で読まれます。
「手紙」って自分の気持ちを素直に表現する事が苦手であるならば、すごくいい気持の伝え方だと思います。恥ずかしいですしね。なら手紙に書いてあることを読めばいい。
直接伝えたい気恥ずかしさを、ほんの少し柔らかくしてくれる「手紙」。気持ちを伝えるツールの原始。改めてその力に感じ入った日でした。