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酒

結婚式と披露宴ってお酒がつきものですよね。和の神前式では三三九度で誓いの盃を交わし、ガーデンで乾杯のシャンパン、ご披露宴で、ビールワイン、焼酎、ウィイスキー。お開き後のあの中でシラフなのカメラマンの私だけ?

今日は結婚式でのお酒のいい事、悪い事を10年の撮影経験からお話ししたと思います。そうですね、先に悪い事から行きましょうか?笑

悪い事

酒は気分を盛り上げるもの、でもセーブが効かないと困った行動も招きます。ご結婚式は一応フォーマルな場、お行儀の悪いのはダメですよね。飲みすぎて悪ふざけをするご友人、その場に相応しくないスピーチをしてしまったり、下品な余興、その場の空気もわからなくなってしまいますから。飲まない方との温度差を忘れてしまっって調子に乗ってしまう方もときどきいらっしゃいます。

おおらかな方ならそれも許せるでしょうが、飲みすぎで体調を悪くされる方、みなさんにご迷惑おかけしますよ。(救急車も何度か)あと、暴力的な事も、喧嘩は良くないですよ(カメラマンは絡まれのかわし方が上手)。これらは他の方に物理的に迷惑をかけるので、困ったものです。

もちろんいい事もありますよね。

良い事

盛り上がる!やっぱりお酒の魅力はこれですね。初めて会った方ともリラックスして、気楽にお話ができて、楽しい気分で盛り上がれます。余興の楽しさ、感動的なシーンの涙。お酒はいろんな気持ちのパラメーターを増幅してくれます。

そして新郎に勧められるお酒。必要以上に高砂の新郎様にお酒をすすめる方、多いですよね。そしてそれをありがたく受けて挑戦する新郎様も多い。これってどういう心理なのかな?と。もちろん、「お祝いの席にはお酒!」、「良いものを贈る」という慣習的な行為が前提にあると思うんですが、その奥深くには、「本音でこいよ!」というゲストの気持ち、新郎側には「酩酊状態で取り繕うことなく本音で行きます!」という、気持ちもあるだろううと感じます。いわゆる「腹を割る」ってことですね。

お酒を飲まない方はこの辺りが少し理解しにくく、「なんであんなに飲ますの?」と思われる方もいらっしゃいますが、そういう飲ませる側と飲む側の「誠意」の示し方もあるんだと、少しわかって頂ければと。

でも、ヘロヘロの状態で心からの本音の謝辞を語る新郎様もかっこいいいですが、倒れないように笑

悪い面もありますが、すべてお祝いの席での事。基本、新郎新婦をお祝いしようとして駆けつけてくださった方々。「やってしまう」事はありますが、初動のお気持ちをありがたく受け止め、おおらかな気持ちで温かく受け止めたいですね。どうせ「一線を越えてやっちゃった人」は覚えていませんので、腹をたてるだけ無駄です。その時の本人とは別人を考えた方が笑えます。

と、いう私は酒はやめました。酒なんかに頼らないと本音で相手と対する事ができないのは、相手に失礼だから。だからいつでも自分の本音をさらけ出し、常にオープンで余計な飾りをつけず、クリアでいたいと思っています。(それがもう酔っているんだろ!)

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